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Mac OS Xマシン一台でVMを使ってC++クロス開発環境を構築してみる

C++Builder XE3+FireMonkeyでネイティブクロス開発を実践

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環境の構築

 では、クロス開発環境を準備しましょう。

用意するもの

 まず、Snow Leopard(10.6), Lion(10.7), Mountain Lion(10.8)のいずれかが搭載されたMacマシンを用意します。

 ここにVM環境を構築し、Windows OSをゲストOSとして実行します。VMは、以下のいずれかを用意します。

  • VMware Fusion 5(または4)
  • Parallels Desktop 8 for Mac(または7)

 次に、以下のいずれかのWindows OSを用意します。

  • Window Vista
  • Windows 7(32bit版または64bit版)
  • Windows 8(32bit版または64bit版)

 そして最後にC++Builder XE3です。Mac OS X向け開発をサポートしているのは、Professional版以上です。C++Builder XE3 Professionalまたはトライアル版を用意します。

インストール

 今回は、Mountain Lion搭載のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルと、Windows 8 Pro(64bit)RTM版を使用することにします。

 まず、Mac上に仮想マシン環境をインストールします。

図3 仮想マシン環境のインストール

 そして、ゲストOSとしてWindows 8をインストールします。

図4 Windows 8のインストール

 手順通りにVM、OSのインストールを行ったら、Windowsを起動します。

図5 Windowsを起動

 次にC++Builder XE3をインストールしますが、Windows環境からインターネットアクセスができることを確認しておきます。インストールステップの中で、C++Builder XE3の製品ライセンスまたはトライアルライセンスの使用許諾を行いますが、オンラインで行えばすぐに完了するからです。

 C++Builder XE3のインストーラを起動し、手順に従ってインストールを実行します。

図6 C++Builder XE3のインストール

 以上でインストールは完了です。C++Builder XE3を起動してみましょう。

図7 C++Builder XE3の起動

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