豪アトラシアンは、エンタープライズ向けのオンプレミスのGitリポジトリ管理システム「Stash」の最新リリースとなる、「Stash 2.0」および「Stash Enterprise」を、サンフランシスコにて7日(現地時間)に発表した。
「Stash 2.0」は、大規模な分散チームのためにスケーラビリティとパフォーマンスを改良するとともに、同社の課題管理システム「JIRA」とコンテンツコラボレーションツール「Confluence」にも提供されており、互いに連携可能なエンタープライズサポートを追加している。
最新リリースで提供される新たなエンタープライズ向け機能の一つである「ブランチ・パーミッション」は、個人やチームからのコードへのアクセスを、開発チームが制御できる。ブランチで個別に開発されたすべてのコードは、ソースにマージされる前に適切にテストされ、確認可能となっている。
新しいチームコラボレーション機能は「@メンション」や「Markdownサポート」を含んでおり、チームのメンバーをコードの議論に即座に参加させたり、より深い議論やすばやいコミュニケーションを可能にするコンテキストを提供する。
「Stash Enterprise」は、エンタープライズサポート付きライセンスで、24時間365日のグローバル・エンタープライズ・サポートや、グローバルな「Stash」のエンタープライズ・ユーザー・コミュニティへの参加権を含んでいる。また、1つのインスタンスで2000ユーザーを超えるスケーラビリティを実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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