米O'Reilly Mediaは、雑誌『Make』の発行や、Maker Faireの運営を行うMaker Divisionを、Maker Mediaとして分社化すると24日(現地時間)に発表した。Maker Mediaの社長には、Make Divisionを5年間率いてきたDale Dougherty氏が就任する。
Make Divisionは、2005年に『Make』誌を創刊、2006年には最初のMaker Faireを開催し、後に「Makerムーブメント」と呼ばれることになる、新しいテクノロジーに対して積極的なDIYのコミュニティをサポートしてきた。「Makeムーブメント」は年々拡大し、現在は独自のエコシステムを作り上げ、「Arduino」や個人用3Dプリンタのような先進的な製品やサービスを生み出している。
Maker Mediaとしての分社化は、より自由なコミュニティとの連携を目的としたもので、自身のプロジェクト(作品)や専門知識をコミュニティとシェアしたいと考えてるMakerのためのプラットフォームとして、より積極的に活動していく。
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・オライリー・ジャパン
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