Amazon.comの関連会社である米Amazon Web Servicesは、4月30日(現地時間)、アマゾンウェブサービス(AWS)認定プログラムとして、AWS初の認定試験を開始するとともに、2013年中に複数の認定試験を追加する。日本語での提供についても、数か月以内の開始を予定している。
認定プログラムは、AWSプラットフォーム上でアプリケーションをデザイン、デプロイ、運用可能なIT専門家としてのスキルや知識、専門性を証明できる。AWS認定資格を得るには、各専門エリアのAWS認定試験の合格が必要で、認定試験の準備としてAWSトレーニングが提供するコースを受講し、AWSサービスを学習することを推奨している。
今回、提供を開始するのは、AWS上でのアプリケーションデザインおよびデプロイメントに関する専門技術と、ソリューションアーキテクトのスキルに関する認定試験の「AWS認定Solution Architectアソシエイトレベル」。システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーターやデベロッパーなど役割ごとの認定資格については、2013年中に順次提供を開始する。また、認定試験は世界100か国以上、750会場以上で行う。
AWS認定プログラムによって、企業はエンジニアとITスタッフが、AWSクラウド上でソリューションを構築、運用する際に必要なスキルや技術的知識を持っているかを確かめられる。技術者は、高い安全性と信頼性を持つクラウドアプリケーションの構築に必要な、AWSのアーキテクチャ上でのベストプラクティスへの理解度の高さを証明できる。
また、「AWS Partner Network(APN)」メンバーの企業は、AWS認定資格を持っているスタッフがどのくらいいるかによって、他社との差別化が図れ、技術専門家はAWSのクラウドコンピューティングに関する専門知識を持っていることを証明、公表できる機会を得られる。
【関連リンク】
・アマゾンウェブサービス
・「アマゾンウェブサービス認定プログラム」(英語)
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