SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Scott Guthrie氏 Blog翻訳

Windows Azure SDK 2.1 for .NETリリースのお知らせ

連載:ScottGu's Blog翻訳


  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 原典:Announcing the release of the Windows Azure SDK 2.1 for.NET

Windows Azure SDK 2.1 for.NETリリースのお知らせ

 Windows Azure SDK for.NETのv2.1アップデートをリリースしました。

 これは、Windows Azure SDKのメジャーリフレッシュで、素晴らしい新機能が含まれています。

 例えば、以下のようなものがあります。

  • Visual Studio 2013プレビューサポート:Windows Azure SDKが新しいVS 2013プレビューをサポート
  • Visual Studio 2013 VMイメージ:Windows AzureにはビルトインのVMイメージが含まれており、クラウドでホストするのに使用したり、VS 2013を使用した開発が可能
  • Visual Studioサーバーエクスプローラの拡張:サブスクリプションリソースの改善されたフィルタリングと自動ローディング機能により再設計
  • 仮想マシン:課金の一時停止を伴うVisual Studio内から直接VMを起動および停止
  • クラウドサービス:フットプリントを減少させた新しいEmulator Expressオプションと通常ユーザーとしての実行をサポート
  • Service Bus:新しい高可用性オプション、通知ハブサポート、改善されたVSツール
  • PowerShellの自動化:Webサイト、クラウドサービス、VMなどを自動化するための多くの新しいPowerShellコマンド

 これらのSDK拡張はすべて現在利用可能で、SDKはWindows Azure .NET Developer Centerからダウンロードできます。Visual StudioのTeam Foundation Serviceも今回のSDK 2.1リリースをサポートするように更新されており、SDK 2.1機能が(自動ビルド+テストも含み)利用できます。

 以下は、今回リリースされた新機能についての詳細になります。

Visual Studio 2013プレビューのサポート

 今回のWindows Azure SDK 2.1のリリースで、先日のVisual Studio 2013プレビューサポートを追加しました。

 2.1 SDKは、Visual Studio 2010およびVisual Studio 2012で動作し、以前のWindows Azure SDK 1.8および2.0のリリースともサイドバイサイドで動作します。

 ローカルコンピュータ上でWindows AzureのSDK 2.1をインストールするには、Windows Azure .NET Developer Centerから“install the sdk”リンクを選択してください。次に、使用したいVisual Studioのバージョンを選択してください。

 3番目のリンクをクリックすると、最新のVS 2013プレビューと一緒にSDKがインストールされます。

 まだVisual Studioの2013プレビューをインストールされていない場合は、Web用のVisual Studio Expressの2013プレビューがインストールされます。

クラウドでホストされているVisual Studio 2013 VMイメージ

 お客様からのリクエストの中にクラウド内でVisual Studioをホストする機能がありました(ローカルで何もインストールしなくてもいいように)。

 今回のSDKアップデートで、Visual Studio Ultimate 2013プレビュー、SharePoint 2013、SQL Server 2012 Express、Windows Azure 2.1 SDKがすでにインストールされている新しいVMイメージを、Windows AzureのVMギャラリーに追加しました。これにより、最新のツールが揃った開発環境をクラウドに非常に簡単に作成できます。

 先月Windows Azure上にリリースしたシャットダウン時の課金を一時停止する機能により、積極的に開発を行いたい場合にのみイメージをスピンアップして、その後仮想マシンをシャットダウンすることで、仮想マシンが使用されていない間は使用料金について考えなくてもよくなりました。

 Windows Azureの管理ポータル内から、メニューでNew->Compute->Virtual Machine->From Galleryを使用して、"Visual Studio Ultimate 2013 Preview"テンプレートを選択すると、クラウドに独自のVSイメージを作成することができます。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
Visual Studioのサーバーエクスプローラ:サブスクリプションリソースの改善されたフィルタリングと管理

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Scott Guthrie氏 Blog翻訳連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

WINGSプロジェクト Chica(チカ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

Scott Guthrie(Scott Guthrie)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7312 2013/08/27 12:29

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング