グレープシティは、Amazon Web Service(Amazon EC2)などクラウドサービスを含む、幅広い環境でさまざまな規格のバーコードを生成できるJavaコンポーネント「JBarCode 3.0J」を9月6日に発売する。1開発ライセンス価格は63000円で、「JBarCode」を組み込んだアプリケーションを配布する場合は、別途運用ライセンスが必要となる。
「JBarCode」は、バーコード生成機能を少ない工数でJavaシステムに組み込み可能なライブラリで、多様なバーコード規格のサポートとカスタマイズの柔軟性によって、航空会社の発券システムや大手運輸業の配送システムなど、さまざまな業務アプリケーションに採用されている。
最新の「JBarCode 3.0J」では、国際標準規格のGS1データバーの全規格、QRコード、公共料金の支払いで便利なコンビニバーコード、郵便バーコードなどさまざまな種類のバーコード規格に対応する。
バーコード種やシンボルの幅と高さ、色、解像度、チェックデジット、クワイエットゾーンなどを指定できる豊富なプロパティを用意しており、GUIデザイナではグラフィカルな操作で、これらのプロパティへの簡単な値のセットを可能にしている。
プレビュー機能を搭載しているので、容易に微調整できる。さらに、設定した値からServlet、JSPカスタムタグ、JSPスクリプトレット、スタンドアロンの4種類のJavaプログラムのソースコードを自動生成する機能を備えており、開発者のコーディング負担を軽減し、短期間でのバーコード機能の実装を実現する。
ほかにも、バーコードの位置やサイズ、メッセージのフォント指定、回転といった調整が可能で、日本の帳票システムにおける、細やかなレイアウト要求を満たす高品質バーコードの生成に対応している。また、国産アプリケーションサーバでの動作検証を行っており、製品ヘルプ、購入後のサポートはすべて日本語で提供する。
対応OSは、サーバ環境がWindows 8/7/Vista、Windows Server 2012/2008 R2/2008/2003、Solaris 10/9、AIX 7.1/6.1、Red Hat Enterprise Linux 6.x/5.x。クライアント環境がWindows 8/7/Vista。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「JBarCode 3.0J」
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