さくらインターネットは、CPUとメモリを自在に組み合わせて使えるクラウドサービス「さくらのクラウド」で、1時間あたり9円からの時間課金の提供を、10月1日に開始する。
「さくらのクラウド」は、CPUとメモリを自在に組み合わせて使えるクラウドサービスで、1コア1GBから最大12コア128GBまでの豊富なサーバ選択肢と、SSDによる高いストレージ性能を備えている。コントロールパネルによる簡単な操作が可能で、APIやコマンドラインツールによる自動化にも対応し、自分だけの仮想データセンターを構築できる。
従来は、20日未満の利用の場合は日割料金での精算となり、20日の時点で月額料金が適用される料金体系としていたが、「いろんな構成を試してみたい」「もっと手軽に使いたい」というユーザーの声に応え、1時間9円からの時間割料金を導入する。
また、1時間の利用でも日割料金がかかっていたが、今後は1時間単位での時間課金となるため、最大で約90%安くなる。時間課金の導入後でも、従来の日割金額が24時間内の上限料金となるので、他社クラウドサービスでの一般的な完全従量制と比較して、圧倒的な安さを実現している。
さらに、現在提供中の第1ゾーンとは設備、システムを完全に分離した、第2ゾーンを提供開始する。それぞれのゾーンが、設備・システムともに独立しているため、万が一障害が発生した場合でも、もう一方のゾーンに影響が波及しないので、より堅牢な冗長システムを構築できる。
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