アドバンスソフトウェアは、ExcelのシートをHTMLに展開する製品「Excel to HTML」を、10月24日に発売する。1ライセンスの価格は、HTMLテーブル作成アプリケーション「ExcelWeb Tool」が12600円で、ASP.NET用のコントロールやスクリプトをサーバ上で使用する場合は、別途サーバライセンスが必要。
「Excel to HTML」は、Microsoft Excelのシートの内容をHTMLに展開するソフトウェアで、専用のユーザーインターフェースで操作するアプリケーションとASP.NETで使用可能なサーバコントロールおよびスクリプトが付属する。
罫線やフォント、背景色など、Excelの多彩な修飾情報をそのままHTMLテーブルに展開するため、既存の資産であるExcelシートを活かしてWebページを作成できる。展開されたHTMLでは、スムーズなカーソル移動を実現しており、一部の計算式もサポートしている。
展開したデータはHTMLとJavaScriptなので、PCだけでなく、タブレット端末やスマートフォンなど、さまざまな環境で使える。
Webブラウザ上で編集したデータは元のExcelファイルに書き戻せる他、JSON形式での取得が可能なので、データベースの更新など幅広い用途に使用できる。入力項目は元のExcelファイル上でのセルのロック機能や名前の定義を使った制御が可能となっている。
対応OSは、Windows 8/7(SP1以降)、Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2(SP1以降)/2008(SP2以降)。
先行事例として、ナルボ社のグループウェア製品「ワークフローEX」のオプション機能「モバイルビューア」で同製品が採用されている。
【関連リンク】
・アドバンスソフトウェア
・「Excel to HTML」
・「ワークフローEX」のオプション機能「モバイルビューア」(ナルボ社製品)
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