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Windows Azure:ハードドライブのインポート/エクスポート、VM ACL、Web Socket、リモートデバッグ、連続配信、New Relic、請求アラートなど

連載:ScottGu's Blog翻訳

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2013/11/13 14:00

 本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。

目次

 原典:Windows Azure: Import/Export Hard Drives, VM ACLs, Web Sockets, Remote Debugging, Continuous Delivery, New Relic, Billing Alerts and More

Windows Azure:ハードドライブのインポート/エクスポート、VM ACL、Web Socket、リモートデバッグ、連続配信、New Relic、請求アラートなど

 2週間前、Windows Azureの大幅な改善およびWindows Azure SDKの重要なアップデートをリリースしました。

 Windows Azureの大規模な機能強化群をさらにリリースしました。今回の新機能には以下のものがあります。

  • ストレージ:Storageアカウントへハードディスクドライブのインポート/エクスポート
  • HDInsight:クラウドでHadoopサービスの一般公開
  • 仮想マシン:新しいVMギャラリー、VIPに対するACLサポート
  • Webサイト:Web Socketとリモートデバッグサポート
  • 通知ハブ:タグ式を持つセグメント顧客のプッシュ型通知サポート
  • TFS & GIT:Webサイトとクラウドサービスに連続配信サポート
  • 開発者分析:WebサイトとMobile ServicesにNew Relicサポート
  • Service Bus:パーティションキューおよびトピックのサポート
  • 課金:定義したしきい値に達したときにEメール通知を送信する新しい課金アラートサービス

 上記の新機能はすべて現在使用可能です(いくつかプレビューの機能もありますのでご注意ください)。以下はその詳細になります。

ストレージ:Windows Azureへハードディスクドライブのインポート/エクスポート

 新しいWindows Azureインポート/エクスポートサービスのプレビューについてお知らせでき、うれしく思います。

 Windows Azureインポート/エクスポートサービスにより、Windows Azure Storageアカウントとオンプレミス間で大量のデータを移動できます。これは、ハードディスクドライブをWindows Azureデータセンターに、安全に直接送るという方法で行われます。ドライブを受け取ると、自動的にWindows Azure Storageアカウントにデータが転送されます。

 これにより、大量データをより高速かつ効率的(そして使用可能なネットワーク帯域幅によって制約を受けず)にインポートまたはエクスポートできます。

暗号化されたトランスポート

 インポート/エクスポートサービスでは、ビルトインBitLockerディスクの暗号化サポートを提供しているため、ハードドライブ上のデータを送信前に安全に暗号化でき、ディスクが転送中に紛失/盗難にあった場合でもデータの侵害を心配する必要はありまん(転送されたハードドライブ上のコンテンツは完全に暗号化されており、あなただけがその鍵を持つことになるため)。

 今回出荷されたドライブ準備ツールで、ハードドライブ上にBitLocker暗号化の設定が簡単にできます。

最初のハードドライブデータをインポート/エクスポートする方法

 インポート/エクスポートサービスの開始方法についての詳細は、入門ガイドでご確認頂けます。Server Management APIを使用して、Windows Azure管理ポータルまたはプログラムを経由して、インポート/エクスポートジョブを作成できます。

 Windows Azure管理ポータルを使用すると、非常に簡単に新しいインポートまたはエクスポートジョブを作成できます。Windows Azure Storageアカウントで、新しく利用可能になったインポート/エクスポートタブをクリックしてください(注:このタブが見つからない場合は、インポート/エクスポートプレビューにサインアップしているかご確認ください)。

 次に、下方にある“Create Import Job”または“Create Export Job”コマンドをクリックしてください。これにより、必要なステップをウォークスルーするウィザードが起動されます。

 インポート/エクスポートの詳細については、Windows Azureストレージチームのブログをご参照ください。また、ご質問やコメントがありましたら、waimportexport@microsoft.comまでメールをお送りください。

 この新しいサービスにより、Windows Azureのデータ移動が一段と簡単になったこと、大量データを統合するプロジェクトの際に必要なネットワーク帯域幅が劇的に削減されることを実感頂けると思います。お気に入りいただけると幸いです。

HDInsight:クラウドで100%互換性のあるHadoopサービス

 先週、Windows Azure HDInsightのGAリリースを発表しました。

 HDInsightは、100%互換性のあるHadoopサービスで、Windows Azureで大量データを処理するためにHadoopクラスタのプロビジョンおよび管理が簡単にできます。

 このリリースはすでに本番環境にあり、企業のSLAに裏打ちされ、Microsoftサポートにより24時間365日サポートされているので、本番のシナリオで利用可能です。

 HDInsightでは、PigHiveなどのApache Hadoopツールが使用でき、Windows Azure Blob Storageで大量データが処理できます。

 Windows Azure Blob Storageにデータが格納されるため、必要になればHadoopクラスタを動的に作成し、不要になればシャットダウンするという選択が可能です(Hadoopクラスタインスタンスが実行されている時間に対してのみ費用がかかるので、非常に費用対効果が高いものになります)。

 Hadoopクラスタは、Windows Azure管理ポータル(下記参照)またはPowerShellおよび、クロスプラットフォームコマンドラインツールを使用して作成できます。

 今回のハードドライブインポート/エクスポートサポートは、HDInsightと一緒に使用すると最適なサービスで、この組み合わせにより、無限のデータを、簡単に取り込み、処理をし、場合によってはエクスポートすることができます。

 また、HDInsightとビジネスインテリジェンスツールを統合したので、ユーザはジョブの結果を分析するために、Excelなどの使い慣れたツールを活用することができます。

 HDInsightを使用方法を確認する場合は、ここからご確認いただけます。


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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト Chica(チカ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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