エクセルソフトは、C#を使ってiOS/Android/Macで動作するネイティブアプリケーションを開発できる、モバイルクロスプラットフォーム開発環境「Xamarin」のiOS 7.1対応版を、19日に発売した。
「Xamarin」は、開発環境「Xamarin Studio」を使用してiOS/Android/Mac向けのアプリをビルド可能で、アドインを使えばVisual Studioでも、シングルソリューションでiOS/Android/Windows向けアプリケーションをビルドできる。
iOS/Android/Windowsの100%ネイティブAPIをサポートしているので、C#から直接ネイティブプラットフォームのAPIを呼び出せる、ネイティブなユーザーインターフェースとパフォーマンスを備えたアプリケーションのビルドを実現している。
C#のコードはプラットフォーム間での共有が可能で、ミッションクリティカルなエンタープライズ向けアプリケーションから、個人向けアプリケーションやゲームまで、幅広い分野のクロスプラットフォームのモバイルアプリケーション開発に対応する。
iOS 7.1対応の「Xamarin.iOS」は、iOS 7.1で新たに搭載された「CarPlay」などのAPIに対応しており、Xcode 5.1およびNUniteLite 1.0のサポートを追加した。
対応する開発環境はiOS SDKで、Visual Studioと統合する場合は、Visual Studio 2013/2012/2010のExpress以外のエディション。
税別価格は、「Xamarin.iOS Business」が127800円、「Xamarin.iOS Enterprise」が243000円で、どちらも年間サブスクリプションが付属する。
なお、2014年3月末までのキャンペーン価格として、「Xamarin.iOS Business」は税別98000円、「Xamarin.iOS Enterprise」は税別186500円で購入できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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