SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

AWS、リアルタイムデータ処理サービス「Amazon Kinesis」を東京リージョンで提供開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、大量のストリーミングデータをリアルタイムで処理する完全マネージド型サービス「Amazon Kinesis」の東京リージョンでの提供を、17日に開始した。

 「Amazon Kinesis」は、データの容易な取り込みと保存、高いデータ耐久性を実現し、1時間当たり数キロバイトから数テラバイト規模までの拡張が可能な、完全に管理されたサービスを提供する。

 クライアントライブラリは、負荷分散、コーディネート、および耐障害性の確保を簡素化しており、「AWS Auto Scaling」によって弾力性のある高パフォーマンスなAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)処理クラスタを容易に作成できる。また、サードパーティ製品の組み込みも可能で、ポピュラーなオープンソース製品を含む、自由なデータ処理方法を選べる。

 これらの機能によって、Webサイトのクリックストリーム、マーケティングおよび財務に関連するトランザクション、ソーシャルメディアからのフィード、ログや計測データ、位置情報の追跡機能を用いたイベントなどのリアルタイムデータを処理するアプリケーションをより簡単に構成できる。

 このほか、「Amazon Kinesis」対応アプリケーションを使えば、リアルタイムのタイムダッシュボード機能の強化やアラート作成、価格や広告戦略の変更などのビジネスにおける意思決定をリアルタイムに進められる。また、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Amazon Elastic Map Reduce(Amazon EMR)、Amazon Redshiftなど、他のビッグデータサービスへのデータ送信にも対応する。

 なお、「Amazon Kinesis」はガリバーインターナショナルの双方向コミュニケーションサービス「DRIVE+」や、ペンシルの戦略的サイト分析ツール「スマートチーター」、リプレーションのゲーム運営者向け開発・運用支援アプリケーション、スマートインサイトの多様かつ変化に富むデータの仮想統合を実現するアプリケーション「SMART/InSight」、ALBERTのデジタルマーケティングプラットフォームDMP「smarticA!DMP」などでも利用されている。


【関連リンク】
アマゾン ウェブ サービス
「Amazon Kinesis」

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7909 2014/07/17 16:36

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング