NetBeans5.5日本語版がリリースされた。NetBeans5.5はJavaプログラミング用のIDEで、先日リリースされたJava SE 6をフルサポートしている。
19日、NetBeans5.5日本語版がリリースされた。NetBeansはJavaプログラミング用のIDEで、先日リリースされたJava SE 6をフルサポートしている。当初、NetBeans5.5は14日にリリースされる予定だったが、Enterprise Pack のMac OS X向けインストーラーで修正が必要になった関係で、19日にリリースを延期していた。
Javaプログラミング用のIDE(統合開発環境)といえばEclipseが有名だが、NetBeansはSun Microsystemsによって奇与されたオープンソースのIDEだ。そのため、Java MEやJSFといったSunが提示する技術への連携が早く、デスクトップアプリケーションやモバイルアプリケーション開発における豊富な支援機能を備えている。
今回、アドオンもいくつかリリースされており、モバイルアプリケーション開発用の「Mobility Pack」、アプリケーションのボトルネックやメモリリーク検出用の「Profiler」、ドラッグ&ドロップによるモデリングができる「Enterprise Pack」、Webアプリケーションをドラッグ&ドロップで構築できる「Visual Web Pack」、C/C++プログラミングができる「C/C++ Pack」がある。このうち、Visual Web Packの日本語版は2007年1月末にリリース予定だが、その他のアドオンはすべて日本語版を利用できる。
Eclipseに慣れた開発者も、一度NetBeans5.5を試してみることをおすすめしたい。NetBeans5.5はNetBeans日本語サイトから無償でダウンロードすることができる。
NetBeans 日本語サイト
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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