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PythonによるWebアプリケーションフレームワーク「Django 1.7」リリース

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 Django Software Foundationは、Python実装によるWebアプリケーションフレームワークの最新版「Django 1.7」を、9月2日(現地時間)にリリースした。

 Djangoは、Pythonで書かれたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク。URLディスパッチャやO/Rマッパー、テンプレートエンジンといった主要コンポーネントを標準搭載しており、さまざまな要素の自動化によって、DRY(Don't Repeat Yourself)原則を可能な限り順守するよう注力している。サイト運営者向けに、データベース管理画面を自動生成する機能を搭載する。 

 最新版の「Django 1.7」は、新しいデータベース移行システムを搭載しており、サードパーティのアプリケーション移行機能「upgrading from South」も使用できる。また、Djangoアプリケーションのコンセプトを変更し、Djangoの起動時に設定ファイルとコードの両方を指定可能にしている。

 このほか、Field APIの移行サポートを強化するとともに、将来的にはORM(オブジェクト関係マッピング)をサポートするコンポジットキーの追加への対応を予定する。さらに、ManagerとQuerySetクラスのカスタム機能を強化し、使用するManagerの指定によるリレーションシップ・トラバースの逆転に対応し、カスタムQuerySetクラスからのManagerを生成できる。エラーの検出や分析に対応したシステムチェックフレームワークも備えている。

 なお、バージョン1.4、1.5、1.6シリーズ向けのバグフィックスリリースとして、「Django 1.4.15」「Django 1.5.10」「Django 1.6.7」を同日にリリースしており、「Django 1.7」のリリースによって「Django 1.5」は開発を終了する。一方、「Django 1.4」は長期間サポートリリースであり、少なくとも2015年3月までは継続してサポートを提供していく。


【関連リンク】
Django(英語)
「Django 1.7」リリースノート(英語)

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https://codezine.jp/article/detail/8088 2014/09/05 14:15

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