エクセルソフトは、C#でiOS/Android/Mac OSで動作するネイティブアプリケーションを開発可能なクロスプラットフォーム開発環境「Xamarin」のiOS 8対応版を、9月22日に発売した。税別の年間サブスクリプション価格は、「Xamarin.iOS Business」が127800円、「Xamarin.iOS Enterprise」が243000円。
今回発売したiOS 8対応版は、iOS 8で追加されたアプリケーション拡張機能、Touch ID、PhotoKit、手動カメラコントロール、HealthKit、HomeKit、CloudKit、ドキュメントピッカー、Handoff、SceneKit、SpriteKitなど、新しいAPIすべてをサポートしている。
「Xamarin」は、開発環境Xamarin Studioを使用して、Mac上でiOS/Android/Mac OS向けのアプリケーションをビルドできる。また、アドインの使用によってWindows上のVisual StudioでのシングルソリューションによるiOS/Android/Windows/Windows Phone向けアプリのビルドに対応する。
iOS/Android/Mac OSの100%ネイティブAPIをサポートしているため、C#から直接ネイティブプラットフォームのAPIを呼び出せる、ネイティブなユーザーインターフェースとパフォーマンスを備えたアプリケーションのビルドを可能にしている。
なお、開発したC#のコードはプラットフォーム間で共有でき、既存のC#スキルやコードの再利用が可能なので、すばやく簡単なクロスプラットフォームアプリ開発を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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