JPCERTコーディネーションセンターと情報処理推進機構(IPA)が共同で運営するJVN(Japan Vulnerability Notes)は、Spring Frameworkにディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると、12月5日に発表した。
Spring Frameworkは、ウェブアプリケーションを開発するためのJavaのフレームワーク。本脆弱性により、遠隔の第三者によって、サーバ上の任意のファイルにアクセスされる可能性がある。
脆弱性を含むバージョンは、以下のとおり。
- Spring Framework 4.0.0 ~ 4.0.4
- Spring Framework 3.2.0 ~ 3.2.8
開発者によると、バージョン3.1.1は本脆弱性の影響を受けることが確認されており、その他のサポートされていないバージョンも本脆弱性の影響を受ける可能性があるという。
この脆弱性への対策として、3.xのバージョンを使用しているユーザは3.2.9以降に、4.xのバージョンを使用しているユーザは4.0.5以降に、それぞれアップデートすることを求めている。
【関連リンク】
・JVN
・「Spring Framework におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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