EPIC GAMESは、ゲーム開発や教育、建築、ビジュアライゼーション、VR、映像制作、アニメなどさまざまな用途に使用されている統合開発環境「Unreal Engine 4」を、3月2日(現地時間)に無料化した。今後のアップデートについても、すべて無料で提供する。
「Unreal Engine 4」は、EPIC GAMESにおけるゲーム開発にも利用されており、主要プラットフォームに対応するとともに、C++コードも付属している。また、ユーザーフォーラムやWiki、AnswerHub、GitHubでの共同開発プロジェクト、マーケットプレイスなど、充実したユーザーコミュニティやエコシステムが存在する。
「Unreal Engine 4」で制作したゲームやアプリケーションを販売する場合は、四半期ごとの総売上のうち、3000ドルを超えた金額に対して5%のロイヤリティを支払う必要がある。
なお、今回の無料化にともない、サブスクリプション購入者に対して直近の月の支払いを返金するとともに、マーケットプレイスで利用可能な30ドル相当のクレジットを提供する。
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・EPIC GAMES
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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