TISとSRA OSSは、PostgreSQLの稼働情報と性能監視を、統合監視ツールZabbixから行えるようにするテンプレート「PostgreSQL monitoring template for Zabbix(pg_monz)」のバージョン2.0を、3月31日にオープンソースで公開した。
「pg_monz」は、PostgreSQLの死活管理、ログ監視、リソース監視、データベース監視、性能監視をZabbixの機能によって、閾値によるアラート設定や、監視データの蓄積による分析ができる。
最新版では、従来のPostgreSQLが単体で稼働するサーバの監視が可能な機能に加えて、PostgreSQLが標準搭載するデータベースのレプリケーション機能「Streaming Replication」や、複数のPostgreSQLサーバで構成されたクラスタを統合的に管理する「pgpool-II」を使った冗長構成・負荷分散構成など、データベースシステム全体での稼働状況を監視でき、システム全体の視点での異常状態の検知を可能にしている。
【関連リンク】
・TIS
・SRA OSS
・「PostgreSQL monitoring template for Zabbix」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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