Appendix:今日から始めるAWS
4月22日にAWSのマネージメントコンソールが日本語に対応し、より使いやすくなりました。英語が苦手で敬遠していたなんて方も、これを機会にAWSを触ってみてはいかがでしょうか。ここでは、AWSをこれから始める方に向けて、無料利用枠を紹介するとともに、利用に必要なアカウントの作成について説明します。
AWSの無料利用枠
AWSにはサービスごとに無料利用枠が定められています。今回の連載で使用したサービスも条件の範囲内であれば無料で利用できます(2015年5月現在)。なお、本稿で利用したサービスのうち、Amazon Kinesisは無料利用枠に入っていません。注意してください。また、今回の連載では紹介していないその他のサービスの多くでそれぞれ無料利用枠が設けられています。
製品 | 利用条件 |
---|---|
Amazon S3 |
標準ストレージ:5GB Getリクエスト:20,000件 Putリクエスト:2,000件 |
Amazon DynamoDB |
ストレージ:25GB 書き込み容量:25ユニット 読み込み容量:25ユニット |
AWS Lambda |
リクエスト数:100万回/月 コンピューティング時間:最大320万秒/月(64MBの場合) |
AWSアカウントの作成
AWSを利用するにはAWSアカウントが必要です。AWSアカウントを作成するには、現住所とクレジットカード情報を入力する必要があります。
- 「サインイン、またはAWSアカウントを作成」で[Eメールアドレス]を入力し、[私は新規ユーザーです。]を選択して、[サインイン]をクリックします。
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[ログイン認証情報]で名前、Eメールアドレス、パスワードを入力し、[アカウントの作成]をクリックします。
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[連絡先情報]でフルネーム、現住所、郵便番号、電話番号を入力し、[アカウントを作成して実行]をクリックします。
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[支払情報]でクレジットカードの情報を入力し、[次へ]をクリックします。
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[本人確認]では電話番号を入力します。[すぐに連絡を受ける]をクリックすると、入力した電話番号に電話がかかってくるので、自動案内音声の指示に従い、画面に表示されているPIN番号を入力します。
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本人確認の終了後、[続行してサポートプランを選択]をクリックします。
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[サポートプラン]では[ベーシック(無料)]を選択し、[続行]をクリックします。
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AWSアカウントの作成が完了すると、[アマゾン ウェブ サービスへようこそ]画面が表示されます。