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2017/11/13
開発者向け新クラウド「CloudGarage」はなぜ定額型なのか――コンテナ管理ツールRancherとの組み合わせで実現するマイクロサービス時代のインフラ
2017年7月、NHNテコラス株式会社が提供を開始したCloudGarageは、開発者向けの定額型パブリッククラウド。定額で複数のインスタンスを簡単に生成・削除できることから、ソフトウェア開発者がインフラの新しい技術に対して自由に試行錯誤する場として適していると言えるでしょう。本稿では、CloudGarage事業を立ち上げたNHNテコラス株式会社の角 俊和氏、Rancherを日本で展開するRancher Labsの新藤洋介氏に、現在普及が進んでいるコンテナ利用の意義、簡単な操作でコンテナオーケ...
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2017/11/13
インターネットとWebはどのような役割を担うのか ~HTML5 Conference基調講演レポート
2017年9月24日、Web技術者の祭典、HTML5 Conferenceが東京電機大学 千住キャンパスで開催され、“We can do anything on the Web”をテーマに多くのセッションが行われた。基調講演では、html5j代表の吉川徹氏が冒頭のあいさつでHTML5の経緯を振り返り、「HTML5と冠する最後のカンファレンスになるかもしれない」と節目を迎えていることを示唆した。続いて行われた、慶應義塾大学環境情報学部長・教授 村井純氏、Microsoft Windows、Goo...
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2017/10/30
AIプラットフォーム「Salesforce Einstein」も登場! Heroku×Salesforceで自動応答のLINE Botを実現する
2017年9月26日、27日の両日にわたり、「Salesforce World Tour Tokyo 2017」が開催された。27日に東京プリンスホテルで実施された開発者および管理者のための「Trailblazer Zone」では、最新技術やソリューションに関心を寄せる来場者により盛況を呈した。本稿では、「HerokuとSalesforceでChatbotを実現!!」と題し、LINE、Heroku、Salesforceを使ったLINE Chatbotの実現方法や、注目のSalesforce E...
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2017/10/27
ミドルウェアならではの開発者の悩み――スケーラビリティやソフトウェア寿命の問題にどう立ち向かうか
2017年9月8日、国内最大級のIT系勉強会「エンジニアサポートCROSS 2017」が開催された。通算6回目を迎える同イベントでは、「LOW TECH×HIGH TECH」とテーマとして昨今変化・複雑化する技術の話題を交差させるセッションが行われた。本稿では、トレジャーデータ株式会社 田籠聡氏、株式会社カヤック 藤原俊一郎氏、株式会社メルカリ 久保達彦氏、株式会社はてな 坪内佑樹氏の4名が集まり、ミドルウェアについて語り合ったセッションの様子をレポートする。
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2017/09/29
クラウド、マイクロサービス対応機能を強化し、進化するJava――「Java Day Tokyo 2017」基調講演レポート
2017年5月17日、日本オラクルは「CREATE THE FUTURE」をテーマに、Java開発者向けイベント「Java Day Tokyo 2017」を開催。Java SE 9、Java EE 8のリリースに焦点を合わせたセッションを多数行った。基調講演では、Oracle Corporationのキーパーソンが登壇し、新しいリリースを中心にJavaの将来について語ったほか、Javaの活用方法を示すデモや事例紹介が行われた。
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2017/09/22
Googleのテクノロジーから見えてくるITエンジニアリングの発想「ITエンジニアの本質」を考える~July Tech Festa 2017 基調講演
2017年8月27日、インフラエンジニアの夏の祭典「July Tech Festa 2017」が開催された。今年で5回目を数えるこのイベントでは「ITエンジニアリングの本質を極める! 」をテーマに、基調講演をはじめ、さまざまなセッションが実施された。本稿では、Googleのクラウドソリューションアーキテクトである中井悦司氏をスピーカーとして迎えた基調講演の様子をレポートする。
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2017/06/28
すべてのMicrosoft製品にAIを組み込み、インテリジェンスの新時代を切り拓く ~マイクロソフト「de:code 2017」基調講演レポート~
2017年5月23日~24日、日本マイクロソフトは開発者向けイベント「de:code 2017」を開催。開発者に役立つセッションが数多く実施された。基調講演では、5月10日~12日開催の「Microsoft Build 2017」(於:シアトル)での発表内容をもとに、Microsoftの新しいビジョンやテクノロジーを紹介。すべての開発者がAIを利用し、アプリケーションやビジネスを変えていけるように、「インテリジェンス」をすべての製品に追加していく方針を示した。