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池澤あやかさんにお願い! AWS Summit Tokyo 2015「デベロッパーカンファレンス」を盛り上げるアプリを一緒につくってください!

【制作最終日】池澤あやかさん、イベント会場中のスマホが振られた集計値をリアルタイムに表示するダッシュボードを作成 ~ Amazon S3再び

池澤あやかさんにお願い! AWS Summit Tokyo 2015「デベロッパーカンファレンス」を盛り上げるサービスを一緒につくってください! 最終回


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池澤さん、アプリを作ってみた感想は?

サーバーなしでアプリをすぐ開発できるところがすごい

西谷:

3日間で「スマホフレーフレー言語応援アプリ」を作ってみて、AWSについてどんな感想を持ちましたか?

池澤:

これまでAWSは「なんとなく敷居が高いな、使うには気合がいるな」と思っていたんですけど、そんなことなくて、手軽に使えました。

西谷:

通常、Webサイトを作ろうと思ったらサーバーを立てますよね。OSやミドルウェアを入れて、開発環境を用意して、監視やスケーリングの仕組みも自分で考えて作らなきゃならない。

けれども、今回使ったようなフルマネージドサービスだと、サーバーを構築する必要がなく、サーバーの管理・運用なども意識しないで、すぐにアプリケーション開発を始められます。

今回の「スマホフレーフレー言語応援アプリ」開発でも、AWSを利用する場面ではお馴染みのAmazon EC2インスタンス(AWSクラウドにある仮想サーバー)の起動などは一切行いませんでした。これまでAWS上でアプリケーションを開発してきた方には新鮮な驚きがあると思いますよ。

池澤:

インフラごと自前で用意するのはとても大変ですよね。「スマホフレーフレー言語応援アプリ」みたいに大量のデータを処理するアプリケーションを、コストも手間もかけずに作れるのはすごいです。

便利なサービスがいっぱいあってびっくり!

池澤:

これまではAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)くらいしか使ったことがなかったので、いろいろなサービスがあってびっくりしました。特にS3です! Webサイトホスティング機能があるなんて知らなかった!

西谷:

1GBあたり0.03米ドル、日本円だと4円以下(2015年4月6日時点)なので、動的な要素の少ない企業サイトなら低コストで簡単に運用できます。Amazon S3をWebサイトのホスティング用途で利用しているサイトもたくさんありますよ。

池澤:

すごく安い!

西谷:

あと、WordPressで作ったWebサイトを静的なHTMLに変換する「StaticPress」というプラグインがあるんです。WordPressで作ってStaticPressで静的なHTMLに変換し、Amazon S3にアップロードすれば、簡単にWebサイトをホスティングできます。

池澤:

WordPressはよく使ってますけど、それは便利ですね! Amazon S3は設定方法を覚えれば、どんどん使えそう。

西谷:

その他のサービスはどうですか?

池澤:

Amazon Kinesisを使えば、センサーデータやログなどの大量データをあちこちから収集できるというのも、初めて知りました。AWS Lambdaがあれば、何かをきっかけに動くアプリを作れるというのも。

収集したデータをデータベースに書き込んだら、リアルタイムにそのデータを可視化するような、ビジュアライゼーション系のWebサイトを作れそう。発想がどんどん広がりますね。

西谷:

Amazon S3とAmazon DynamoDBを利用すれば、サーバーを使わずにWebサイトを構成できます。Amazon DynamoDBは、JavaScriptから直接アクセスできるデータベースであるところもメリットかな。

池澤:

サービスの連携が簡単というのもいいですね。

池澤さんに会いに行こう!

 3日間のハンズオンで作った「スマホフレーフレー言語応援アプリ」は、負荷や画面の調整を行ったあと、Developers Night(2015年6月2日(火)18:50~、事前申し込みで無料)でお披露目されます。そして、池澤さんとぜひ一緒に、スマホをフリフリしてください。

 なお、同日(6月2日)の14:20~には、池澤さんもパネルディスカッション「デベロッパー視点でみたAWS」に登壇し、今回のアプリ開発の経験についても語っていただく予定です。

参加受付は「5月28日まで」です。参加をご検討の方はお早めにお申し込みください。

 最後に池澤さんから、デベロッパーの皆さんに向けてメッセージです。

池澤:

「AWSはハードルが高いなあ」と感じているデベロッパーの方も多いと思います。私も今までは身構えてしまい、使うときには「よし!」と気合を入れなければなりませんでした。でも、実際にAWSでアプリ開発を体験してみると、いろいろなサービスがあり気軽に使えることがわかりました。

AWSを知り、自分の中のハードルが下がれば、めちゃめちゃ便利なサービスをさまざまな用途に活用できます。AWS Summit Tokyo 2015、そして、デベロッパーカンファレンスでは、AWSに関してさまざまな情報や活用のヒントが得られます。ぜひ、会場に足を運んでみてください。

そして、「スマホフレーフレー言語応援アプリ」で一緒に盛り上がりましょう!

待ってますよっ

 

≪次ページに、AWSをこれから始める方向けに、無料利用枠の紹介とアカウント作成の説明があります。≫

次のページ
Appendix:今日から始めるAWS

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この記事の著者

坂井 直美(サカイ ナオミ)

SE、通信教育講座の編集、IT系出版社の書籍編集を経てフリーランスへ。IT分野で原稿を書いたり編集したり翻訳したり。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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