実際にスマホでフレーフレーしてみよう
では、実際に言語を選択して、スマホを振ってみてください。
(フリフリして)あ、グラフが表示されました!
ちょっとみんなでテストしてみましょうか。
(ここで、池澤さん、西谷さんほか、その場にいた全員でスマホをフリフリ)
あら? 別の言語を選択したんですけど、グラフに表示されないみたい……。
(ログを見て)どうやら、Amazon DynamoDBのところで処理が遅くなっているみたいです。スループットを調整してみましょう。Amazon DynamoDBでcounterテーブルを選択し、[Modify Throughput]をクリックすると、スループットの値を大きくすることができます。
今回は書き込みのスループットを増やすので[Write Capacity Units]を100に増やすことにします。実際の場面では性能をモニタリングして最適な値を探っていくことになります。
やったぁ、グラフがちゃんと表示されました!
本番では多くの参加者がフリフリしても大丈夫なように、負荷を調整しないといけませんね。
Amazon DynamoDBのスループットのほかにも、Amazon Kinesisから送るデータの件数や、AWS LambdaのLambda関数の同時実行回数なども検討しないと。
設定値を変えれば簡単にスケールできるんですね。これぞまさにクラウド。
実際にサーバーを立てているなら、サーバーを買いに走らなきゃいけないところですね。その前に、面倒な予算申請や稟議も必要か。
キツいですね……。
サーバーを導入して、OSやミドルウェアを入れた頃にはイベントが終わっていて……。
ううう、哀しい……。
あとは、本番までにダッシュボードの見た目も整えたいですね。池澤さん、協力していただけますか。
もちろんです。カッコいい画面にしましょう!