米Amazon Web Servicesは、高速で使いやすく、従来のオンプレミスソリューションと比較して10分の1の費用で利用可能なビッグデータ分析のためのBI(Business Intelligence)である「Amazon QuickSight」を、10月末にプレビュー公開する。
「Amazon QuickSight」は、標準でRedshift、RDS、Amazon Aurora、EMR、DynamoDB、Kinesis、S3、MySQL、Oracle、SQL Server、PostgreSQL、フラットファイルへのアクセスに対応しており、コネクタの使用によってSalesForceなどサードパーティのデータソースにもアクセスできる。
SPICE(Super-fast, Parallel, In-memory Calculation Engine)の活用によって、高速かつインタラクティブなデータ可視化を実現するとともに、表とフィールドを選択すると、もっともふさわしいグラフを推奨し、作成した図の共有や複数の図と組み合わせた「ストーリー」の作成、レポートのアプリケーションやWebサイトへの埋め込みに対応するなど、利便性に優れる。
このほか、数十万ユーザー、テラバイト級のデータを効率的にハンドリング可能な高いスケーラビリティを備える一方で、従来のオンプレミスソリューションと比較して10分の1のコストでの提供を実現した。
プレビューの申し込み受付は、10月7日(現地時間)から開始しており、10月末よりUS East(北バージニア)リージョンから順次プレビュー公開を行う。なお、正式なサービス開始は2016年を予定する。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・「Amazon QuickSight」(英語)
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