はじめに
昨日、AzureConイベントを開催しましたが、世界中から何万人もの開発者の方にご参加頂けました。イベント期間中、Microsoft Azureへの素晴らしい新機能についていくつか発表を行いました。
- インドの新しい3つのAzureリージョンを一般公開
- GPU機能を備えた新しいNシリーズ仮想マシンを発表
- 購入が可能になったAzure IoT Suiteを発表
- Azureセキュリティセンターを発表
Jet.com、Nascar、アラスカ航空、Walmart、ThyssenKruppなどAzureをお使い頂いている素晴らしいお客様に、そのご体験についてお話し頂ける場面にもご一緒できました。
ビデオの視聴
AzureConで行われたすべての講演をオンラインで視聴できます。ここからすべてのセッションがご覧頂けます。
イベントの開始として行った私の基調講演は1時間程で、エンドツーエンドのAzureと今回行う大きな新発表の一部についてお話しました。それは、ここからご覧いただけます。
以下は、ハイライトの詳細になります。
インドの新しい3つのAzureリージョンを一般公開
昨日、ムンバイ(西)、チェンナイ(南)、プネ(中央)の新しいインドリージョンの一般公開を発表し、現在これらに対してソリューションが展開できるようになりました。
これにより、AWSとGoogleを合わせたよりも多い24の地域で、世界的にAzureのリージョンが存在することになります。125以上のお客様やパートナーが新しいインドリージョンのプライベートプレビューに参加しています。データの置き場所の要件に制限のあるクラウドを適用している、公共部門、銀行・金融サービス、保険、ヘルスケアなどの産業部門から多大な関心を頂いているようです。現在すべてのソリューションを展開できます。
GPUサポート搭載の仮想マシンNシリーズを発表
今週、GPU機能が有効なAzure仮想マシンの新Nシリーズファミリを発表しました。NVIDIA最高品種のTesla GPUを搭載したこれらの仮想マシンは、リモート可視化から機械学習の分析に至るまでの様々なワークロード実行に役立ちます。
NシリーズのVMは、NVidiaのフラッグシップGPU、NVIDIAのCUDA開発コミュニティによって上手くサポートされているK80を備えています。Nシリーズは、最近NVIDIAが発表した最新のM60を搭載したVM構成も備えています。M60サポートにより、AzurehaクラウドにNVIDIAのQuadroハイエンドグラフィックサポート機能をもたらす最初のハイパースケールクラウドプロバイダーとなります。さらに、Nシリーズは超高速RDMAインターコネクトとGPU機能を兼ね備えているため、Deep LearningやSkype翻訳者トレーニングなどのマルチマシン、マルチGPUのワークロードが実行できます。