「Atom 1.2」は、新たに日本語、中国語、韓国語(いわゆるCJKキャラクタ)のワードラップに対応した。また、アプリケーションエンジンのElectronを、「Chrome 45」および「node 4.1.1」を使用した最新マイナーバージョンの「Electron 0.34.0」にアップグレードし、安定性を向上するとともに、深刻なバグを修正している。
このほか、ユーザーが作成したパッケージのテスト機能の搭載や、ファイルオープン時に発生するクラッシュの修正、ツリー・ビューの高速化とツリー・ビュー時のAPIのアイコン表示の追加といった機能追加や修正が行われた。
最新ベータ版の「Atom 1.3.0-beta0」では、パフォーマンスの向上が図られており、起動速度を20~30%向上している。さらに、マーカー機能の速度向上や、Windows版およびLinux版でのポータブルモードの搭載なども行われた。