米GitHubは、大規模開発に適した企業向けバージョン「GitHub Enterprise 2.5」を、2月9日(現地時間)にリリースした。
「GitHub Enterprise 2.5」は、大規模なインスタレーションに多くのユーザーを追加するためのフレームワークであるクラスタリングを新たに搭載したほか、大量のデータが同時にgit fetchされた際の負荷によるパフォーマンス低下を抑えた。
チームによるコラボレーション機能では、従来のProtected BranchesとRequired Statusesに加えて、Protected Branches APIにプレビュー・ピリオドを備えており、ユーザーによる誤った作業の削除を防いでいる。
リポジトリ画面はデザインを変更し、ナビゲーションの改善やシンプルなレイアウトを採用するとともに、パフォーマンスを向上した。さらに、折りたたみ式のサイドメニューをシングルにしてアクセスしやすくしたほか、Codeタブではよりクローニングを強調したデザインを採用し、それぞれのクローニング方法ごとに説明テキストを備えたプロトコル・スイッチャーを用意する。
一方、サインインと認証画面はデザインを簡素化し、より効率的なアカウントへのアクセスを可能にするとともに、新たにGitHubアカウントを取得できるリンクを追加した。
このほか、Subversion 1.8および1.9のサポートによって、より新しいSubversionクライアントをGitHubで利用可能にしている。
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