米Databricksは、「Apache Spark」をベースにしたクラウドプラットフォーム「Databricks」の無償版「Databricks Community Edition」のベータ版を、2月17日(現地時間)にサンフランシスコで開催されたイベント「Spark Summit East」で発表した。
「Databricks Community Edition」は、開発者やデータサイエンティスト、データエンジニア、およびSparkを学びたいと考えているユーザーを対象にしており、マイクロクラスタやクラスタマネージャー、シンプルなアプリケーションの開発が可能なプロトタイプ作成環境を利用できる。また、IPython notebooksとの互換性を備えており、既存のIPython notebooksのインポートにも対応する。
このほか、76000人以上が参加したオンライン学習コース「Introduction to Big Data with Apache Spark」でも使われる、Sparkの学習素材が含まれている。
今後の予定としては、数か月ほどでより広範なコミュニティとの連携を進めるとともに、半年程度での一般公開を目指す。
なお、「Databricks Community Edition」のベータプログラムに参加するには、登録が必要である。
【関連リンク】
・Databricks(英語)
・「Databricks Community Edition」(英語)
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