Apache FoundationのJMeterチームは、Javaアプリケーションの性能計測用ライブラリの最新版「Apache JMeter 3.0」をリリースしたことを発表した。100以上の新機能が追加され、60以上のバグ修正が施されているという。
Apache JMeterは、サーバーアプリケーションのテスト向けに設計された性能計測用ライブラリ。2001年に最初のバージョンがリリースされて以降、長く利用されている。その最新リリースでバージョン3.0では、「結果をツリーで表示」画面で正規表現を用いた検索が可能になった。これにより修正やテスト計画の作成が容易になるという。そのほか、扱いやすいJSONPath式でJSON文書からデータをうまく抽出できるJSON PostProcessorなど、100以上の新機能が追加された。修正されたバグも60以上になる(変更箇所の詳細)。
また、JMeterのWebサイトのスタイルを改善し、ロゴも変更されている。
JMeter 3.0はJava 7以降で利用可能。ダウンロードはJMeterのWebサイトから。
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・Apache JMeter
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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