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顧客と開発者の生産性を格段に向上させる、業務システムの画面UI(AD)

MultiTouchで既存アプリケーションをタッチ対応にしてみよう

顧客と開発者の生産性を格段に向上させる、業務システムの画面UI 第4回

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 アプリケーションの利用方法は端末の発展とともに変化してきました。タブレット端末やサイネージの発展により、アプリケーションはタッチ操作への対応が求められることも少なくありません。アプリケーションをタッチ対応にする方法としては、タッチ操作の需要が高まってきた以降のプラットフォームである、iOSやAndroid、UWP(Universal Windows Platform)のアプリケーションを作成する方法が、まず検討されるでしょう。しかし、既存のアプリケーションが存在する場合、新しいプラットフォームへの対応は少なくないコストを生みます。

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 既存アプリケーションは、多くの場合、改修を重ねてきたため複雑さが増加しており「いっそ、仕様を継承しつつ新しく作り直そう」という判断を下すこともありますが、その前に「既存アプリケーションをタッチ対応する」ことで工数、リスクを軽減することができないか検討してみてください。

 本記事はそんな、既存アプリケーションをタッチ対応版に生まれ変わらせるMultiTouch for Windows Forms(以降、MultiTouch)コンポーネントについて紹介します。

今回紹介するコンポーネント

 本記事では主にMultiTouchについて解説しますが、組み合わせの例としてその他のコンポーネントについても言及します。

 以下にそれらの概要も併せて紹介します。

MultiTouch

 グレープシティ社の提供する、アプリケーションにタッチ対応機能を追加するためのコンポーネントです。画面の拡大縮小や、タッチ操作のイベントに対応したさまざまな機能を追加できます。

MultiRow

 複雑な構成や複数行のフォームを簡単に作成できるコンポーネントです。MultiRowを利用したアプリケーションも、MultiTouchでタッチ対応のアプリケーションにすることができます。

InputMan

 テキスト入力支援機能を備えたコンポーネントです。InputManおよびMultiRowについては「Webアプリではまねできない、MultiRow&InputManを組み合わせた高機能入力フォーム」でも紹介していますので、今回の記事で興味を持たれたなら、ぜひご参照ください。

PlusPak

 カレンダーや電卓といったよく利用するコントロールや、レイアウトリサイズといった機能を提供してくれるコンポーネントです。

 PlusPakの詳細については「高解像度ディスプレイにも対応! 画面レイアウト自在のPlusPakでひとつ上のフォームを作ろう」をご参照ください。

対象読者

 Visual Studioを利用してアプリケーションを作成した経験がある、またはC#、Visual Basicなどの.NET系言語での開発経験がある方。

必要な環境

 MultiTouch for Windows Formsおよびその他コンポーネントを利用するには以下の環境が必要となります。

  • Visual Studio 2010/2012/2013/2015 日本語版
  • .NET Framework 3.5 SP1/3.5 Client Profile/4/4 Client Profile/4.5/4.5.1/4.5.2/4.6/4.6.1/4.6.2

 またタッチ操作の動作の検証やサンプルの実行には、実行端末がタッチ操作に対応している必要があります(タッチ対応のディスプレイ、タブレット、ノートPCなど)。なお、タッチ操作はWindows 8以降のOSのみに対応しています。

 本記事はVisual Studio 2015 Enterprise、.NET Framework 4.6環境で画像キャプチャーの取得、動作検証を行っております。

コンポーネントの導入

 MultiTouchおよびその他コンポーネントの導入については過去の記事「JPAddressを用いて、さらに優れた住所入力フォームを作成しよう」を参照ください。

コントロールの追加

 利用したいコントロールがツールボックスに表示されていない場合の追加方法を紹介します。

 今回のように別途インストールした製品のコントロールは、以下に紹介するような追加の作業が必要な場合があります。

 Visual Studioの上部メニューから「ツール」→「ツールボックスアイテムの選択」をクリックします。

ツールボックスアイテムの選択
ツールボックスアイテムの選択

 「.NET Framework コンポーネント」タブを選択し、必要なコントロールにチェックを入れ、右下の「OK」ボタンをクリックすることでツールボックスにコントロールが追加されます。

 今回はGcZoomコントロールにチェックを入れて追加します。

追加するコントロールを選択する
追加するコントロールを選択する
GcZoomが追加された
GcZoomが追加された

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タッチ操作によるズームを可能にする

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この記事の著者

西村 誠(ニシムラ マコト)

 Microsoft MVP Windows Platform Development。 Flash、PHPの開発経験もあり国産ECサイト構築フレームワーク「EC-CUBE」の公式エバンジェリストでもある。 ブログ:眠るシーラカンスと水底のプログラマー 著書:基礎から学ぶ Windowsストアアプリ開発

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/9826 2016/12/02 14:00

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