拡大鏡で文字を読みやすくする
上の画像のように文字をタップすることで、タップされた部分を拡大表示する拡大鏡を表示することができます。
GcMagnifier
GcMagnifierコンポーネントはLabelやTextBoxといったコントロールの文字の拡大表示を行うことができます。GcMagnifierを利用することで小さな文字の可読性を向上させたり、選択を容易にしたりすることができます。
GcMagnifierの追加方法
GcMagnifierを使用するには、上記「コントロールの追加」項目に従いGcMagnifierをツールボックスに追加します。
デザインビューから画面にGcMagnifierをドロップします。
GcMagnifierに対応したコントロール(Labelなど)を画面に追加すると、下画像のように「GcMagnifier名のEnableMagnifier」というプロパティが追加されていますので、値をTrueに変更します。
拡大率に応じた画像を表示する
画面の拡大縮小でしばしば問題になるのは画像の解像度です。
大きな画像を縮小して小さく表示するのはメモリを無駄に使用し、小さい画像を拡大するとどうしても画像がぼやけてしまいます。
GcMultiScaleImageコントロールは、画像のズーム率に応じて適切な画像を表示します。
画像を拡大すると下画像のように表示する画像が切り替わります。
GcMultiScaleImageの追加方法
GcMultiScaleImageを追加するには、上記「コントロールの追加」項目に従いGcMultiScaleImageをツールボックスに追加します。
デザインビューから画面にGcMultiScaleImageをドロップします。
プロパティウィンドウのImagesを編集します。Imagesプロパティ編集時には以下のようなImageItemコレクションエディターが起動しますので、拡大倍率毎の画像を指定します。
ZoomFactorプロパティに画像を表示する倍率を指定すると、指定された倍率時にアイテムの画像が表示されます。