米ServiceNowは9月10日、新しい開発者向けツールやAIプラットフォームセキュリティを含む「Zurich(チューリッヒ)プラットフォーム」を発表した。これらの機能はServiceNow AI Platform上で利用できる。
新しいインテリジェント開発者ツールには、Vibe CodingをServiceNow AI Platformの堅牢な基盤に組み込み、本番稼働可能なアプリケーション作成を支援する「Build Agent」と、単一のインスタンス内に隔離された環境を提供する「Developer Sandbox」が含まれる。これにより、自然言語を使ったセキュリティレベルの高いVibe Codingが可能となり、アプリケーション作成のハードルを大幅に下げることが可能だ。
セキュリティ機能では、機密データの発見、分類、保護を支援する「ServiceNow Vault Console」や、ボットやAPIを直接コントロールできるようにする「Machine Identity Console」を標準搭載。ワークフロー全体で機密データをネイティブに保護し、統合を管理することで、AIエージェントやイノベーションのスケールを支援する。
さらに、自律型ワークフローの導入により、データを「Agentic Playbooks」を通じてアクションへ変換。必要な場面でAIと人間の入力を柔軟に組み合わせることが可能で、より高いコントロールと効率を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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