9月24日、WebAssemblyとWASIXを搭載した「Wasmer Edge」(ベータ版)でPythonのサポートを開始した。
AIワークロードの増加に伴い、Edge上のWebAssemblyでのPythonサポートの需要が急速に高まった。この需要に応え、Wasmer社はWasmer EdgeでPythonを完全サポートした。
これによって、FastAPI、Streamlit、Django、LangChain、MCPサーバーなどをWasmerとWasmer Edgeで直接実行できるようになった。
高速なパフォーマンスが特徴で、「ネイティブのPythonのパフォーマンスとほとんど区別がつかない」と説明されている。ただし、Pythonを初めて実行すると、コンパイルに数分かかる場合があり、改善に取り組んでいるという。
Wasmer EdgeのPythonサポートはすでに利用可能で、多数のPythonテンプレートが用意されている。さらに、今後はWasmer用のMCPサーバーが登場し、WasmerとLLMの接続が容易になる予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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