VoidZeroは、JavaScriptの高速ビルドツール「Vite」をベースとした統合開発ツールチェーン「Vite+」を発表した。Vite+はnpmからインストール可能なコマンドラインツールで、Viteに追加機能を加えたドロップインアップグレードとして提供される。
特にモノレポなどの新規プロジェクトをスキャフォールディングするvite newコマンドや、Vitestを利用したユニットテストを実行するvite test、Oxlintを使ってコードをリントするvite lintなどのコマンドを備えている。これらは複雑な設定や互換性のための調整なしに、シームレスに連携可能。
Vite+はViteのエコシステムを継承しており、ReactやVueといった主流のフレームワークをはじめ、Tanstack StartやSvelteKitといったフルスタックメタフレームワークとも互換性を持つため、大規模なリファクタリングなしに導入できる。
Vite+は現在開発中で、2026年初頭にパブリックプレビューを予定している。現在、本番環境でのテストに協力するアーリーアダプターを募集している。興味のある方は公式サイトから早期アクセスに登録できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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