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OpenAI、ChatGPTで複数ユーザーによるグループチャット機能の試験提供を開始

 OpenAIは11月13日(現地時間)、ChatGPTにおけるグループチャット機能のパイロット版提供を日本、ニュージーランド、韓国、台湾の4地域で開始した。この新機能により、ユーザーは友人や同僚など複数人と1つの会話に同時参加し、ChatGPTも含めて意見交換や共同作業を行えるようになる。

 グループチャットは、プライベートな会話とは独立して運営される。ユーザーのChatGPT個人メモリーはグループチャットで共有されず、グループ内の会話から新しい個人メモリーが生成されることもない。同機能は現在、ChatGPT Free、Go、Plus、Proの各プランにログインしたユーザーがモバイルおよびWebで利用可能だ。

 グループチャットは、チャット画面右上のアイコンから作成できる。リンクを共有することで、1~20人まで招待する形での新規作成や既存チャットへの参加が可能だ。なお、初回利用時には名前とプロフィール写真などを設定する必要があり、参加後の管理画面でグループ名の設定やメンバーの追加・削除、通知設定の変更ができる。

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引用:OpenAI

 応答はGPT-5.1 Autoによって生成され、利用者の契約プランに応じた最適なモデルが自動で選択される。検索や画像生成、ファイルアップロード、音声入力を含む機能も利用可能だ。ChatGPTはグループ内で話の流れを理解し、必要に応じて自ら発言する仕組みになっている。また、明示的に「ChatGPT」とメッセージ内で指定すれば必ず返答が得られる。

 なお、18歳未満の参加者がいる場合にはグループ全体でセンシティブな内容への露出が自動で軽減され、さらに保護者によるグループチャットの利用制限も設定も可能だ。

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https://codezine.jp/news/detail/22574 2025/11/14 10:41

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