アトラシアンは、プロジェクト管理ツール「Jira」内で動作するAIエージェント「Rovo Dev」の一般提供開始を、4月8日に発表した。Rovo Devは、Jiraに登録されたワークアイテムを起点として、計画立案、コード変更、テストの実行、プルリクエストの作成からレビューまで、一連のソフトウェア開発フローをJira上で完結できるようにする。これにより、開発者はIDEや各種ツール間の移動(コンテキストスイッチ)が減り、生産性の向上が見込まれる。
Rovo Devは、Atlassian Teamwork Graphを基盤とし、各プロジェクトやビジネスの背景、ワークアイテムの要件・過去の経緯をもとに、具体的な実行プランを自動生成する。承認後は安全なクラウドサンドボックス環境でコード変更とテストを実施し、レビュー可能なプルリクエストとして元のワークアイテムに自動で紐付けられる仕組み。これらの進捗や成果物はJiraのワークアイテム画面に表示され、非エンジニアの関係者も把握しやすい。
さらに、複数のワークアイテムに対し並行してRovo Devを起動することや、Jiraの自動化機能を利用して「特定タイプのワークアイテムが作成されると自動的にRovo Devを実行する」などの運用も可能となっている。実行環境は安全なクラウドサンドボックスが用意され、権限管理や品質・セキュリティ統制にも配慮している。プルリクエストのマージは開発者レビューしたうえで行い、AIの自動化と人によるレビューによるガバナンスが確保されている。
Rovo Devの利用料金は、開発者1名につき月額2730円で、2000 Rovo Devクレジットが含まれる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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