Cloudflareは8月31日(米国現地時間)、グローバル規模のボット対策サービス「Cloudflare Bot Management」に新エンジン「Adaptive Intelligence」を搭載したことを発表した。Adaptive Intelligenceは、同社のグローバルネットワーク全体で日々発生する数兆件にのぼるリクエストをリアルタイムで解析し、トラフィックのメタシグナルを基に自動学習を行う継続的な検知エンジンである。
この新技術は、短期間のみ有効な特定の防御ルールを自動生成し、攻撃者による自動化攻撃のコストを大幅に増大させるのが最大の特徴。一方で従来型のセキュリティツールは、数週間から数か月ごとの定期的なアップデートに依存していたため、数分~数時間単位で攻撃パターンを変化させる現代の攻撃者に対し、十分な対応が難しかった。
Adaptive Intelligenceでは、手動アップデートを待つことなくリアルタイムで継続再学習し、新種のボット攻撃フレームワークや回避手法にも即座に対応できる。また、複数の時間軸による行動パターンの同時解析により、長期間かけて行われるクレデンシャルスタッフィングやスクレイピングといった低速型の攻撃も検知可能。
さらに、Cloudflare Precursorが取得したユーザー行動データとグローバルで収集する情報を組み合わせることで、単純な機械的判定にとどまらない精密なアクセス判定を実現している。サービスアップデートもトラフィックを使った自動テストで行い、誤検知の防止と無停止運用が両立されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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