同日に公開された統合開発環境(IDE)「Android Studio 3.0」には、Kotlinが標準で付属しているので、Kotlinを使って互換性を気にすることなくAndroidアプリを開発できる。
Kotlinの開発元であるチェコのJetBrainsは、Googleとのパートナーシップを締結し、非営利のKotlinに関する財団の設立を予定するとともに、今後もAndroid Studio開発チームと密接に連携しながら、Android Studioプラグインの開発を行う。
なお、Kotlin自体はAndroid Studioとは独立したリリースサイクルを継続するほか、Kotlinが目指しているマルチプラットフォーム言語という方針に変更はなく、引き続きKotlin/NativeにおいてmacOS、iOS、IoT/組込システム、およびIntelliJ IDEAをはじめとする他のIDEもサポートしていく。