米SAS Instituteは、データ分析プラットフォーム「SAS Viya」のCloud Foundry対応版を、6月14日(現地時間)にリリースした。
Cloud Foundryは、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、Amazon Web Services(AWS)、OpenStack、VMware vSphereなど、さまざまなクラウド・プロバイダをサポートするオープンソースのPaaS基盤ソフトウェア。
今回リリースされた「SAS Viya」のCloud Foundry対応版は、複雑なアナリティクス環境にともなうリスクを軽減し、「SAS Viya」を用いたアプリケーション開発への、強力な支援を行う。さらに、ソフトウェア・デリバリに係るコストの削減、継続的なソフトウェア・デプロイメントによる俊敏性の向上、マルチクラウド・デプロイメント戦略をサポートする。
今回のCloud Foundryへの対応によって、「SAS Event Stream Processing」「SAS Visual Investigator」「SAS Visual Analytics」「SAS Visual Statistics」「SAS Visual Data Mining and Machine Learning」の各製品が、Cloud FoundryのPaaS環境でも利用可能になった。これらの製品は、Cloud Foundryにおける大規模な分散サービスのデプロイメントおよびライフサイクル管理のための汎用ツール「BOSH Release」としてデプロイされる。
【関連リンク】
・SAS Institute Japan
・「SAS Viya」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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