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ノンエンジニアと二人三脚のビジネス基盤づくり――エンジニアリングによる業務改善とSalesforce活用

freee、マジ価値開発の現場から 第1回

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2017/11/08 14:00

目次

GYOMUハックの心得

 このように、freeeではエンジニアとノンエンジニアが密にコミュニケーションをとりながら、より良いオペレーションや仕組みを作っています。GYOMUハックはビジネスチームとともに、freeeという会社のビジネスの基盤を二人三脚で作り上げていく過程で、会社の成長を間近に感じられる非常に珍しいロールです。だからこそ得られる学びもたくさんあります。

 GYOMUハックとして大事にしていることは「現場のオペレーションを理解すること」と「彼らの達成したい目的を理解すること」です。エンジニアならではの目線で課題を見つけ出すところから、その対応方法、そして実際に改善したあとのオペレーションまで一緒に足並みをそろえ、同じ目線で考えることができるのはGYOMUハックならではの醍醐味です。エンジニアとノンエンジニアでは得意なことが違うだけだと思っているので、お互いその得意なことを持ち寄ってより良いビジネスの基盤を作り上げながらこれからも進んでいきたいです。

 この記事を読んで、GYOMUハックのポジションに興味を持った方に、GYOMUハックの心得をお伝えするとすれば、以下の3つです。

  • 一に、目先の課題ではなく本質的な課題に目を向けること。
  • 二に、理想から物事を考えること。
  • 三に、何よりもコミュニケーションを大事にすること。

 リソースや時間が限られていたりするとどうしても目先の課題を簡単に解決したくなります。しかし、それをやってしまうと現場のオペレーションも継ぎはぎになってしまいがちで、後々大きなひずみが発生してしまいます。少なくともエンジニアとしては本質的な解決ができるように、未来を見据えて設計をできるように心がけることが大事です。またその際は、現在の実装やリソースにとらわれず理想から考えるようにするとより良いです。これはfreeeの価値基準の一つである「理想ドリブン」にも基づいています。

 また、エンジニアがベストだと思う解決方法を考えついても、ビジネスチームとのコミュニケーションがおざなりになってしまうと、全てが台無しになってしまいます。二人三脚で片方を置いていっては成り立たないので、足並みをそろえられるように、お互い納得しながら改善業務を進めていくことを忘れてはいけません。

 GYOMUハックを通して、社内の人はもちろん社外の人との関係も密になり、それは自身の成長にもつながっています。GYOMUハックというキャリアパスは、自分にとってもエンジニア人生においても非常に有意義なものになっていると思います。



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連載:freee、マジ価値開発の現場から

著者プロフィール

  • Miry Gaddi Hirono(freee K.K.)(ヒロノ ミリ)

     一次創作をしたりイラストを書いたりベースを趣味にしたりしているエンジニア。セールスフォース・ドットコム社さんにTrailbrazerに選ばれた。  コーンスネークやフクロモモンガと暮らしていて、最近はピアノゾンビというバンドにハマりまくっている。

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