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イベントレポート

コンテナを活用する精鋭たちが登壇! Kubernetesの使いどころや本番環境での注意点とは?【Container X mas Party】

頑張らないKubernetes / Real World Kubernetes

 最後6本目のセッションは、Fringe81の森本真一さんです。発表資料はこちらに公開されています。

 GlowLioというアプリメディア向け広告サービスにKubernetesを導入した経験をもとに、背景や構成の詳細、結果と感想を発表いただきました。

 Kubernetes採用前は、手順書に沿って手動でデプロイ&スケールアップ/アウトや障害復旧をしていたとのことで、つらい経験を解消するため、新規プロダクトであるGlowLioで、検証&経験も見込んで導入されたそうです。

 メンバーがほとんど知見のない状態で、かつ性能の求められる広告配信システムで採用するのは、非常に障壁も大きかったそうですが、その中でも管理画面といった停止した際の影響度が低いものから順番にKubernetesを導入したとのことです。

 ということでシステム構成の紹介です。

 いくつか利用している管理ツールを紹介されていましたが、環境ごとに増えて煩雑になりがちなYAMLファイルを管理するためkustomizeを、監視にはDatadogを利用しているそうです。こういった適材適所でSaaSサービスを組み合わせることも、構成をシンプルにする助けとなっているのでしょうね。

 そして結果的に、当初の目的であったリリースサイクルの向上は改善し、初回リリースから現在までの3か月において、リリース回数は30回近くおこなったそうで、スプリント単位が1週間なのでほぼ毎スプリントごとにリリースしているそうです。さらにデプロイ作業がシンプルになった恩恵で、リリースメンバーの知識の属人化対策という点でも大きな潜在的価値があったと述べられました。

 リスクの小さいものから、シンプル化、PaaS/SaaSの省力化、といった工夫を重ね、「頑張らなくてもKubernetesは導入できる」とおっしゃる姿に、参加者の多くが共感していたように思います。

 そして最後に重要なお話として、「なっとらん!本当のKubernetesの使い方を教えてやる!」という熱いエンジニアを絶賛募集中だそうですので、我こそはというかたはぜひご検討ください!

メインセッションの後、スポンサーflexyによる懇親会&LTへ

 懇親会と並行して、コンテナ関連のLTが3名から発表されました。よりカジュアルな内容を皆様楽しまれていました。また、当日は現場エンジニアのかたの参加も多かったようで、それぞれ抱えている課題点などを議論されている素敵な様子を見て、また来年もこのようなパーティーが企画されることを願うばかりです。1年後のKubernetesはどのような変遷を遂げているのでしょうか。

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この記事の著者

平岡 一成(日本マイクロソフト)(ヒラオカ イッセイ)

 日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 クラウドソリューションアーキテクト。Azure導入のための技術支援を担当。 Twitter:@hoisjp

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/11342 2019/01/29 11:00

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