モビンギは、アイ・ティ・アールが国内企業のクラウド活用度に関して調査を行い、客観・中立の立場で調査・分析した内容を元にしたホワイトペーパー「Cloud User Analysis vol.1 国内企業におけるクラウド活用状況と現有課題」を、5月9日に公開した。
「Cloud User Analysis vol.1 国内企業におけるクラウド活用状況と現有課題」は、年商1億円以上で従業員数100名以上の、IaaS/PaaSを利用している国内企業の担当者を対象に、3月に実施した「クラウド活用度調査」を元にしており、同調査は946件の有効回答を得ている。
ホワイトペーパーによれば、企業における自社システムのクラウド化の割合を尋ねた質問では、半数強が「40%未満」と回答、残りが「40%以上」と答えており、IaaS/PaaSを利用する企業の半分以上に、すでにクラウド化が及んでいることがわかる。
クラウドの利用にあたって、企業内での課題意識の有無と、課題がある場合に当てはまると思われる課題を尋ねたところ、約95%の企業が何らかの課題を認識していると回答した。
具体的な課題としては、「コストの低減」が4割強で最多となり、以下「リソース消費量の抑制」と「ワークロード分析によるリソース最適化」が3割台で続く。また、「コスト/請求管理の簡素化」を課題と感じている企業も2割近く存在している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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