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【デブサミ2020】セッションレポート (AD)

音声認識で議事録作成をカンタンに! 議事録共有サービス「GIJI」に加わった新機能の実力とは【デブサミ2020】

【13-F-3】音声認識で質の高い議事録を!議事録サービス「GIJI」

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議事録だけでなくプロジェクト管理もサポート! 顧客の要望に耳を傾け、製品の価値を高めていく

 議事録はそれ自体が目的ではなく、組織内のプロジェクトから生まれるものだ。このためGIJIには以下のように、議事録内容の承認や会議から生まれた課題のタスク化、タスク管理ツールとの連携など、作成や編集以外の機能も備えている。

GIJIの主な機能

  • 議事録の管理:クラウド上で議事録を一元管理
  • 議事録の共有:書き込んだ内容が会議参加者にリアルタイムで共有
  • 添付ファイルの追加:会議資料、参考資料を事前に添付
  • タスク管理:会議から生まれた課題をGIJI上でタスク化
  • 議事録の合意・承認:会議終了後に清書完了、承認フローもWebで完結
  • フォルダ管理:議事録をフォルダで管理
  • 権限管理:フォルダごとの権限管理
  • 変更履歴管理:誰がどう書き込んだか、どう編集したかを履歴として記録
  • 全文検索:過去の議事録を簡単検索

 川端氏は「情報共有ツールはいろいろありますが、相手によって個人PCのメモに記録しているなど、保存している場所が異なる場合が多く、共有しにくいこともあります。その点、議事録に関してはGIJIに集約すれば管理しやすいです。たとえば部署ごとに分けて管理できますし、事前に共有するファイルをGIJI上に展開してから会議を始めることもできます」と、議事録の一元管理の利便性について述べた。

 GIJIの料金は、Standardプランの場合、ユーザーあたりの料金が1カ月300円で、音声認識オプションの定額使い放題のプランが月額6万円。Candleのリース料は別途月額1万円となっている(いずれも税抜)。現在行っている4日間無料体験できるトライアルの申し込みも好調で、現在3~4カ月待ちの状態だという。

議事録からプロジェクト管理ツールへ連携する機能も提供される
議事録からプロジェクト管理ツールへ連携する機能も提供される

 GIJIには、会議で生じた課題をオープンソースのプロジェクト管理システム「Redmine」に連携する機能がある。アジャイルウェアではRedmineをベースとしたツール「Lychee Redmine(ライチレッドマイン)」も提供しており、GIJIの紹介に続いて川端氏からこのツールについても紹介がなされた。これは、ガントチャート・カンバンによるタスク・スケジュール管理から、工数リソース管理、EVM、収支の可視化、レポート機能まで、豊富な拡張機能から必要なものだけ選んで使えるツールで、2014年のリリース以降、現在700社ほどが導入している。

 Lychee Redmineはユーザーの個々の要望を叶えるべく機能が追加されてしており、今後は継続的な機能追加に加え、他ツールとの連携、UI/UXの改善が予定されていると川端氏は説明した。利用料はタスク管理、スケジュール管理が10ユーザーまで無料。5月以降、より求めやすい料金プランの提供も開始する予定だ。

 さらに川端氏は同社のポリシー「一人ひとりがライフスタイルにあわせて自由に働く」とともに、同社の「いつでもリモートワークOKでコアタイムなしのフルフレックス」などの社内環境・制度を紹介。確かに冒頭の川端氏と水口氏による、GIJIのデモンストレーションのやりとりは、個人の多様性を尊重する姿勢がうかがえる内容だった。

 ユーザーに寄り添い、また社員の自由を尊重しながら製品の価値を高めていくアジャイルウェア。今後もGIJIは、Slack連携、翻訳機能、発言量の見える化などさらなる改善による提供価値の向上をしていくとした。

お問い合わせ

 株式会社アジャイルウェア

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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