ファインディは、同社が運営するエンジニアの転職プラットフォーム「Findy」の登録企業および登録エンジニアを対象に実施した、新型コロナウイルス感染症による影響に関する調査の結果を、8月6日に発表した。
同調査は、7月7日~17日の期間に行われ、151名のエンジニア、20社の企業から有効回答を得ている。
調査対象のエンジニアに、新型コロナウイルス感染症の発生によって、転職活動に対する関心に変化があったかを尋ねたところ、「転職活動に対する関心が高まった」という回答は24%、「転職活動に対する関心は変わらない」は68%となり、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除されて以降、転職意欲が増加傾向にあることが明らかになった。
転職先企業の選定軸として、当てはまるものを3つ選んでもらう質問では、「働き方」が最多となっている。
続いて、調査対象の企業に新型コロナウイルス感染症の影響で、正社員エンジニア採用予定人数に影響が出ているかを尋ねたところ、70%の企業が「採用人数は変わらない」と回答した。見合わせていた採用活動を再開した企業も出てきており、企業側の採用熱度も復調傾向にあるといえる。
採用選考における面接の方法を尋ねた質問では、緊急事態宣言の発令以降、「すべてオンラインで面接」とする企業が大半となっており、緊急事態宣言の解除後は「一部オンラインで面接」とする企業が増えている。
一方、エンジニアに対する調査では、約4割のエンジニアが「すべてオンラインで希望」と回答しており、「すべて対面で希望」という回答は約1割に留まった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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