SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Google、Cloud CodeにおけるKubernetes CRDのオーサリングサポートを提供開始

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Googleは、Cloud CodeにおけるKubernetesのカスタムリソース定義(CRD)作成時のオーサリングサポート提供を、10月17日(現地時間)に開始した。

 今回のCloud CodeにおけるKubernetes CRDのオーサリングサポート提供は、Kubernetesの人気が高まる中で、CRDを記述するためのKubernetes YAMLがますます複雑になってきていることを受けて行われる。

 Cloud Codeのオーサリングサポートを利用して、CRDに準拠するリソースファイルを作成することで、Kubernetesのカスタム機能を活用できるようになる。たとえばTensorFlowジョブをクラスタ内の複数のポッドに分散したい場合は、TFJob CRDに基づいてTFJobリソースを作成すれば、KubeFlowオペレータが操作可能なクラスタに適用される。

 Cloud Codeでは、Google CloudやAnthosで使用されているものも含め、400を超える人気の高いKubernetes CRDをサポートしており、その中にはゲームサーバ用のAgonesや、ポリシー実施のためのGatekeeper、機械学習ワークフロー用のKubeFlow、ネットワークおよびネットワークセキュリティのためのCalico、TLS証明書を管理および発行するためのcert-managerなどが含まれている。

 パブリック、Google Cloud、AnthosのCRDをサポートするほか、独自のプライベートCRDをクラスタにインストールでき、「Kubernetes 1.16」以降を実行しているクラスタを、Cloud CodeのKubernetes Explorerでアクティブコンテキストとして設定すると、クラスタにインストールされているすべてのCRDのスキーマから、オーサリングサポートを自動で提供する。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/13078 2020/10/20 13:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング