Linux Foundationは、Software Developer Diversity and Inclusion(SDDI)プロジェクトを、10月26日(現地時間)に発表した。
同プロジェクトは、ソフトウェアエンジニアリングの多様性と包摂(ダイバーシティ&インクルージョン:D&I)を高めるべく、研究や業界のベストプラクティスを調査、評価、促進するもので、創設にはComcast、Facebook、GitHub、Intel、VMwareといった企業や、北京郵電大学、アイントホーフェン工科大学、オレゴン州立大学、オークランド大学、ビクトリア大学の教授が携わっている。
運営委員会とワーキンググループが設けられており、研究や業界のベストプラクティスを調査・評価・促進して、ソフトウェア エンジニアリングにおけるD&Iを高める。運営委員会は初期のワーキンググループに優先順位を付け、ワーキンググループは研究方法、倫理、リソース、データ、性別、年齢、認知能力、教育の分野における多様性に取り組む。
なお、Linux FoundationにおけるオープンソースプログラムオフィスのベストプラクティスにフォーカスするTODO、およびD&Iのためのツールとメトリックを特定するCHAOSSプロジェクトも、SDDIプロジェクトと緊密に連携していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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