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「Amazon ECS Anywhere」2021年に提供予定、ECSでのデプロイをより柔軟に

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 米Amazon Web Servicesは、Amazon ECSの拡張である「Amazon ECS Anywhere」を、12月1日(現地時間)に発表した。2021年の提供開始を予定している。

 Amazon ECS Anywhereは、Amazon ECSにおけるより多くのデプロイオプションを求めるユーザーの要望に応えるもので、どこでもAmazon ECSタスクをデプロイできるようになる。

 従来のAWSが管理するインフラストラクチャと、ユーザーが管理するインフラストラクチャ両方でのデプロイが可能で、コントロールプレーンは常に最新の状態に保たれてAWS上で稼働しており、AWSマネージドというメリットを損なうことなく、簡単に利用できる。

 AWS Systems Manager agentを、ユーザーが管理するOSにインストールすることで、そのOSをAWS Systems Managerのマネージドインスタンスとして扱えるようにするとともに、新たな起動タイプとして「EXTERNAL」が追加され、Amazon ECSコントロールプレーンによる、AWSが管理するインフラストラクチャ外部でのECSタスクの実行を可能にする。

 Amazon ECS Anywhereで実行されるECSタスクは、通常のECSタスクと同じようにタスク用IAMロールやタスク実行ロールが割り当てられ、AWSリージョン内にデプロイしたECSタスクと同様に、必要に応じてAWSサービスを利用できる。さらに、ユーザーが管理するOSのローカルリソースや、ローカルネットワークの接続性を効果的に利用することも可能なので、「EXTERNAL」にデプロイされたAmazon ECSアプリケーションが、同じデータセンター内で実行されているサービスに接続する際に、低遅延かつ広い帯域で接続できるようになる。

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https://codezine.jp/article/detail/13305 2020/12/09 08:00

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