この変更によって、使い慣れたコンテナツールやワークフロー、または依存関係を使用した、Lambdaベースのアプリケーション構築が容易になる。コンテナイメージとしてデプロイされた関数は、AWS Lambdaのわかりやすい操作、1秒未満の起動時間での自動スケーリング、高可用性、さまざまなAWSサービスとのネイティブな統合といった恩恵を受けられる。
同リリースでは、ECR PublicとDocker Hubで利用可能なLambdaベースのイメージセットを提供し、好みのベースイメージを使用して関数をビルドおよびデプロイできるようになる。
また、ランタイムインターフェースクライアント(RIC)がオープンソース化され、好みのベースイメージをシームレスに拡張可能にするとともに、コンテナイメージとしてパッケージ化されたLambda関数をローカルで簡単にテストできるよう、Lambda Runtime Interface Emulator(RIE)もオープンソース化され、コンテナイメージとしてパッケージ化された関数が、HTTPリクエストを受け入れられるようにした。
AWS Lambdaにおけるコンテナイメージのサポートは、すでに一般提供が開始されており、アメリカ東部(バージニア)、ヨーロッパ西部(アイルランド)、アジアパシフィック北東(東京)、アメリカ西部(オレゴン)、アジアパシフィック南東(シンガポール)、ヨーロッパ中央(フランクフルト)、アメリカ東部(オハイオ)、南アメリカ東部(サンパウロ)の各AWSリージョンで利用可能となっている。