米Amazon Web Servicesは、Amazon SageMakerの新機能として、ワンクリックでの機械学習ワークフローの高速化を実現する「Amazon SageMaker JumpStart」の提供を、12月11日(現地時間)に開始した。
Amazon SageMaker JumpStartには、不正検出や予知保全といった一般的な機械学習ユースケースに対応する15以上のエンドツーエンドソリューションと、コンピュータビジョン(画像分類、物体検出)および自然言語処理 (文章分類、質問応答) に対応する、TensorFlow HubおよびPyTorch Hubで公開されている150以上のモデル、Amazon SageMakerで利用可能な組み込みアルゴリズムのサンプルノートブックが含まれている。
Amazon SageMaker JumpStartを用いることで、近年の機械学習の適用範囲拡大にともなって課題となっていた、機械学習エキスパートへのタスク集中の緩和や、経験の乏しい技術者にとって悩みの種であった、機械学習プロジェクト開始までの障壁の排除を実現できる。
Amazon SageMaker JumpStartは、SageMaker Studioを利用可能なすべてのリージョンで、追加料金なしですぐに使用を始められる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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