Penbe~勉強したくなる魔法のペン~
トップバッターは、ストーリアの田谷圭司さん。田谷さんから紹介されたのは、「勉強したくなる魔法のペン」Penbeでした。
実現したいことは、子供たちが勉強したくなること。その実現手段は学習科目ごとの記録を残すこと、そして学習自体をゲーミフィケーションにすること。
個人的な話で恐縮ですが、このコロナ禍の真っ只中に小学校へと進級した子供を持つ親として、この「勉強したくなる魔法のペン」というものには大変興味をそそられました。4~5月の自宅待機の時期は、初めて勉強と向き合う子供がどうしたら勉強という行為に興味を持つか、というところにとても苦心した記憶があります。
このPenbe、実はコクヨの「しゅくだいやる気ペン」という強力なライバルが存在しています。特許権は先行して取得済みで、他にもアプリケーション/チャネル/対象年齢など様々なポイントで差別化を図っており、このPenbeを大きく育てていくぞ、という愛を感じました。
2017年に開発着手、翌年には様々なビジネスコンテストで受賞を経験。2019年には試作品は早くも3号機となり、2020年にユーザーテスト。そして今年、2021年2月からクラウドファンディングという流れで、着実に前へと進んでいるのだなと感じました。
試作品からプロダクトへと進化させていく中でハードウェア、ソフトウェア、ゲームディレクターなど様々な職種が関わっていく様はまさにプロダクト開発の発展といった趣で、Penbeの今後に期待せずにはいられません。