MaaS Tech Japanは、MaaSデータ基盤「TraISARE」のβ版の開発が完了し、「TraISARE」を活用したユースケースの一つとして交通データ×人流データによる混雑情報ダッシュボード「PeopleFrow」を4月22日に公開した。
TraISAREは、各交通事業者が保有する運行データ、人流データなど移動関連データのシームレスな連携を実現するデータ基盤。モビリティ関連の多様な種類・形式のデータをリアルタイムに結びつけ、可視化・分析に役立てることが可能になる。
TraISARE β版では、国内の1万以上の交通事業者が保有する数々のデータ全ての取り扱いが可能になった。今後は、様々な企業と連携し、交通データ以外も含め、取り扱い可能なデータ種別を増やしていく予定。
今回、β版の開発完了にあたり、ユースケースの一つとして「交通データ」と「人流データ」という異なる形式のデータを組み合わせた混雑情報ダッシュボード「PeopleFlow」を公開した。
PeopleFlowでは、人々が混雑を避けた移動を行えるよう、平常時の混雑予測情報と、遅延時に、過去の類似日の混雑情報を提供する。PeopleFlowの対象エリアは首都圏で、公開期間は5月31日まで。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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