レバテックが運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント「レバテックルーキー」は、新卒エンジニアを採用する企業の新卒採用担当者511名を対象に、新卒エンジニアの採用要件と選考の着眼点に関する調査結果を5月13日に発表した。
同アンケートは、2021年3月5日~2021年3月8日の期間に実施され、511名より有効回答を得ている。
新卒エンジニア採用において、重要視している点で最も多かったのは「人柄(27.4%)」となった。次いで「コミュニケーション能力(27.0%)」「プログラミングのスキルレベル(13.3%)」と回答が続き、新卒エンジニア採用ではプログラミングスキルよりもヒューマンスキルを重要視する企業が多いことが分かった。
また、新卒エンジニアに求めるマインド面の要素で多かったのは「素直で誠実(49.3%)」「継続的に努力ができる(42.1%)」「協調性(40.0%)」だった。
一方、全体の67.3%がプログラミング経験有りの学生を採用している結果になった。今後エンジニアを目指す就活生は、授業やスクールでのプログラミング学習だけでなく、独学での学習や成果物作成などの経験が今まで以上に求められる。
プログラミングのスキルレベルが原因でお見送りになる場合に最も多かったのは「自分で考えた実装ができていない(19.2%)」ことが明らかになった。次いで「成果物作成の目的や意図が不明確(17.0%)」「ユーザーを意識した成果物の作成ができていない(11.9%)」と回答が続いた。
一方、技術面以外のお見送りとなる理由で最も多かったのは「受け身で主体性が足りない(18.4%)」だった。次いで、「QAにズレがある(11.9%)」「エンジニアになりたい理由が固まっていない(11.4%)」「話の内容に一貫性がない(11.4%)」であることが分かった。
また、新卒エンジニアが入社するまでに習得してほしいプログラミング言語で最も多かったのは、「Java(71.4%)」だった。次いで、「JavaScript(31.1%)」「Python(23.7%)」「C#/C#.NET(23.7%)」と続いた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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